こんにちは、麻布クリエイトのゴトウです。以前、Grow with Googleという、GoogleがAdwordsの販売代理店対象を対象に開催している、ナレッジ共有および最新情報の提供を目的とする、代理店・Google双方を成長させるためのイベントに参加してきました。その際にGoogleが我々参加者に提唱していたのがMicro-Moments(マイクロ・モーメント)です。
Micro-Moments(マイクロ・モーメント)
スマホが普及する以前、情報を得る場合はインターネットにつながったPCの前に座る必要がありました。しかし、スマホが世の中に登場してからは、通学や通勤時、旅行先、自宅のTVの前など、思い立ったら瞬間に情報を得ることができるようになりました。
新しいチャレンジをする瞬間
修理の方法を知りたい瞬間
お祝いをしたい瞬間
料理を失敗した瞬間
決勝戦まで延泊を決めた瞬間
子育てが始まる瞬間
上記の動画では、様々な「瞬間」が紹介されていましたが、Googleは
『何かをしたいという意図が生じた時に、目の前にあるデバイスを使って、それを調べる・買うなどの行動を起こす瞬間』
をマイクロ・モーメントと名付けました。
4つのモーメント
Googleはマイクロ・モーメントを4つ重要な瞬間に分けています。I-want-to-know(知りたい)、I-want-to-go(行きたい)、I-want-to-do(したい)、I-want-to-buy(買いたい)の4つです。
I-want-to-knowでは、66%のスマートフォンユーザーがTVコマーシャルを見た後にその情報をスマートフォンで検索したことがあると回答しています。また、I-want-to-doでは、スマートフォンユーザーの91%が、何らかのタスクを遂行するためのアドバイスを求めてスマートフォンで検索したことがあると回答しています。マーケティングの観点から、これらのモーメントに対して何を使ってどのようにアプローチしていくかが非常に重要になってきますね。
マイクロモーメント×動画
これらのマイクロモーメントに対して、動画をどう活かすか?これが私達が提案すべきことだと考えています。例えばI-want-to-doであれば、ハウツー動画や紹介系の動画。I-want-to-buyであればレビュー系動画やインフォマーシャル。動画の制作まではどの会社もできることですが、ポイントはいかにマイクロモーメントが発生したタイミングでユーザーに動画をレコメンドできるか?というところ。麻布クリエイトではこの点を重要視して動画制作を行っていきます。